クラウド型文書管理システムの選び方
クラウド型文書管理システムを選ぶには、導入目的と解決したい課題を明確にすることが重要です。例えば、検索性を高めたいのか、契約書管理を効率化したいのかによっても最適な製品は異なります。目的が定まったら、機能・セキュリティ・サポート体制を比較して選びましょう。選定時に確認すべきポイントを紹介します。
機能性
クラウド型文書管理システムを選ぶ際は、自社の業務課題や目的に応じて必要な機能を見極めることが大切です。
例えばペーパーレス化を進めたい場合は、複合機との連携やOCR機能が役立ちます。また、管理文書が多い企業では、全文検索やあいまい検索、タグ検索など、検索機能が充実した製品を選ぶと効率的です。不要な機能が多すぎると操作が煩雑になるため、本当に必要な機能に絞って選びましょう。
セキュリティレベル
自社の文書管理・情報管理の目的にあったセキュリティレベルを設定できるか、セキュリティの強度、権限設定の範囲や内容についても確認が必要です。
例えば、非正規社員を雇用している会社が、クラウド上で非正規社員向けのマニュアルを公開するとします。並行して正社員向けの機密情報も同じクラウドサービスで管理する場合、セキュリティで閲覧制限をかける必要があります。文書管理システムを利用することでアクセス権が付与されている正社員のみが閲覧できる、非正規社員は閲覧できないといったように閲覧可否を分けることができ、セキュアな状態で文書保管が可能です。
セキュリティレベルが高いほど、情報保護の安心度は高まります。しかし高すぎると逆に利便性が悪くなる場合もあるため、セキュリティレベルは適切に設定する必要があるでしょう。
サポート体制
クラウド型文書管理システムは、データ管理の手間やコストを削減できる一方、自社内での保管と違い、柔軟な対応が難しくなるデメリットもあります。データを預けるクラウドサービス業者が信頼できるかどうかに加え、サポート体制は十分か、夜間や休日の対応可否についても確認しましょう。
また、自社の業務に適したデータ運用が可能かどうかも考慮する必要があります。例えば、自社は夜間や休日も営業しているにもかかわらず、クラウドサービス業者のサポートデスク対応時間が、平日の昼間のみというケースもあります。対応時間外にトラブルが生じないとは限りません。提供されるクラウドサービスと自社の業務がマッチするかを判断しましょう。

無料で使える製品はある?費用を抑えて導入する方法
「文書管理システムを導入したいが、できるだけ費用は抑えたい」という企業も多いのではないでしょうか。無料で使える製品も存在しますが、それぞれ特徴や注意点があるため、自社にあった方法を見極めることが重要です。
ここでは、費用を抑えて導入できる代表的な方法として「オープンソース型製品」と「無料プラン対応製品」の2つを紹介します。
オープンソース型製品を活用する
オープンソースとは、システムのソースコードが一般的に公開され、独自に改良や再配布が許可されているシステムのことです。無料で公開されている場合が多く、導入コストを削減できます。
ただし、構築や運用には専門知識が必要な場合が多く、保守・管理も自社対応になるため、長期的な手間やリスクも考慮する必要があります。
無料プランを活用する
文書管理システムのなかには、月額料金が無料の製品があります。利用人数や機能が限られるものの、0円で利用できるのでコストをかけたくない場合に有効でしょう。
ただし、利用規模に見合っていない場合はプラン変更を余儀なくされるので、事前に利用人数や使用するデータ容量を確認しておくことが大切です。有料プランに移行する際は、データをそのまま移行できるのかベンダーに問い合わせておくと安心です。
クラウド型文書管理システムのタイプ別分類
クラウド型文書管理システムには、大きく分けて以下の4つのタイプがあります。
- ●文書の作成・検索・共有を効率化する「スタンダードタイプ」
- ●申請や承認作業も効率化する「ワークフロー対応タイプ」
- ●社外とも安全に情報共有できる「外部共有対応タイプ」
- ●無料プランから導入できる「フリープラン提供タイプ」
それぞれのタイプについて詳しく解説します。
スタンダードタイプ(文書の作成・検索・共有を効率化)
社内文書の保管や文書検索、文書作成や共有を効率化できる基本的な機能を搭載したクラウド型文書管理システムです。いわゆる定番製品のほか、社内wikiの作成などに役立てられる製品もあります。紙文書を電子文書化したい場合や、社内向けに作成された文書全般の管理に活用したい場合におすすめです。
▶おすすめのクラウド型文書管理システム【スタンダード(作成/検索/共有)】はこちら!
ワークフロー対応タイプ(申請や承認作業も効率化)
文書管理システムの基本的な機能に加え、ワークフロー機能を搭載したクラウド型文書管理システムです。システム上で文書の申請・承認などが行えるため、煩雑になりがちな契約書や稟議書の管理・運用をシームレスにしたい企業に最適なタイプです。
▶おすすめのクラウド型文書管理システム【ワークフロー対応(申請/承認)】はこちら!
外部共有対応タイプ(社外との文書共有にも活用可能)
取引先など、社外の関係者と安全に文書共有をしたい場合におすすめのクラウド型文書管理システムです。情報漏えいのリスクを最小限に抑えるためにも、共有形式やセキュリティ対策は念入りにチェックしましょう。無料トライアルが利用できる場合、社外の人でもわかりやすい操作性かもあわせて確認しておくと安心です。
▶おすすめのクラウド型文書管理システム【社外共有対応】はこちら!
フリープラン提供タイプ(無料で利用可能)
クラウド型文書管理システムの導入でコストをかけたくない場合や、まずは無料プランがある製品を試してから本格的な導入を検討したい場合におすすめです。無料プランを利用する際は、自社にあった機能があるかやセキュリティ対策が十分かを確認してから導入するとよいでしょう。
▶おすすめのクラウド型文書管理システム【無料プラン提供】はこちら!
【比較表】クラウド型文書管理システム
「どのようなクラウド製品があるのか把握したい」「文書管理システムのどこを比較したらいいのかわからない」という方は、こちらの比較表をご覧ください。おすすめのクラウド型文書管理システムを、資料請求数が多い順に紹介しています。
比較表で気になる製品が見つかった方は、以下のボタンから一括資料請求(無料)をご利用ください。製品導入を先送りにすればするほど、社内のムダや工数は大きくなります。製品資料を読み、対策の一歩を踏み出しましょう。
▶おすすめのクラウド型文書管理システム【スタンダード(作成/検索/共有)】
社内文書の保管・検索・共有など、基本的な文書管理を効率化したい企業におすすめのクラウド文書管理システムを紹介します。
invoiceAgent
- 電子帳簿保存法・インボイス制度に対応
- 文書管理と記録管理による内部統制・セキュリティ担保を実現
- 5つのAI OCRを活用し、書類のデータ化を効率化
ウイングアーク1st株式会社が提供する「invoiceAgent」は、バージョン管理・全文検索・サムネイル表示に対応した文書管理ソリューションです。AI OCR機能を搭載しており紙やPDF文書の電子化を効率よく行えます。記載内容のデータ化により、会計システムなどへの入力作業を軽減できるほか、検索性の向上にも役立てられます。iOS対応のアプリケーションも提供されているので、iPadなどを活用している企業にもおすすめです。
参考価格 | 初期費用無料 月額30,000円~(10ユーザー・ストレージ5GB)AI OCR:月額30,000円~ | 対象従業員規模 | すべての規模に対応 |
無料トライアル | ◯(30日間) | 電子帳簿保存法対応 | ◯ |
セキュリティ対応 | 仮想PDF(パスワード設定/印刷不可/透かし/マスク/墨消し) |
invoiceAgentを利用したユーザーの口コミ
たまに読み込み失敗するので、もう少し精度を上げていただけると嬉しいです。難しい場合はその場で失敗したと教えてほしいです。(後から失敗したと通知が来ても、手元に書類がなかったりするので)
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OPTiM 文書管理
- AIが様々な文書から任意の情報を抽出し管理台帳を自動作成
- 文書の内容を対象にした全文検索で特定の文書を素早く参照可能
- 期限が近付いた文書情報を責任者と担当者にメールで自動通知
株式会社オプティムが提供する「OPTiM 文書管理」は、AIとLLMを活用して企業内の文書を一元管理し、自動で台帳化できるクラウド型文書管理システムです。専用アプリのインストール不要で、Webから簡単に利用可能。AIが非定型フォーマットの文書を自動で解析し、タイトルや日付、要約などの情報を抽出して台帳化を支援します。さらに、全文検索や期限通知機能により、管理の手間や期限漏れのリスクを軽減し、文書管理の効率を高めます。
参考価格 | 初期費用無料 月額100,000円~ | 対象従業員規模 | すべての規模に対応 |
無料トライアル | ◯(1か月) | 電子帳簿保存法対応 | ー |
セキュリティ対応 | ISMS準拠・通信暗号化・システムの冗長化・脆弱性診断のクリア・2段階認証・IP制限機能 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
NotePM
- 社内版ウィキペディア「社内wiki」を手軽に構築
- 変更履歴管理・閲覧履歴・柔軟なアクセス制限・検索に強い
- ナレッジ蓄積しやすく、見つけやすいを意識した機能の数々
「NotePM」は、株式会社プロジェクト・モードが提供するナレッジ共有ツールです。社内の文書やノウハウなどを集約した、社内版ウィキペディアを作成できます。ツリー構造で情報が整理され、全文検索に対応しているので、ナレッジを活用しやすくなるでしょう。二段階認証やアクセス制限などのセキュリティ対策も万全。30日間の無料トライアルを提供しているので、活用してみましょう。
参考価格 | 初期費用無料 月額4,800円~ | 対象従業員規模 | すべての規模に対応 |
無料トライアル | ◯(30日間) | 電子帳簿保存法対応 | ー |
セキュリティ対応 | アクセスログ・監査ログ・2段階認証・IPアドレス制限・アカウントロック・閲覧履歴管理 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
NotePMを利用したユーザーの口コミ
ブログのように見出しや装飾を行えますが、HTMLを使用しなくともNotePMの機能だけで情報を見やすく加工することができます。システム関連が苦手な人でも利用しやすいと思っています。 タグ検索機能付き、Googleの自由入力みたいにサジェストも表示できる。更新履歴の確認で、修正情報がどこか色付けされているため分かりやすい。アクセス権の設定で特定のユーザーのみ閲覧できる。画像の編集機能付き(モザイクや枠など)が便利。
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特に困ったことはないが、デザインフォームはカスタマイズできると嬉しい。営業系と開発系でも投稿する内容や属性が変わるので、個々に見やすいフォームに変更できると良い
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▶おすすめのクラウド型文書管理システム【ワークフロー対応(申請/承認)】
契約書や稟議書の審査・承認フローをシステム化し、業務の標準化・属人化防止を図りたい企業に適したクラウド文書管理システムです。
DocuWare
- ドキュメントに関わる業務を効率化する機能を標準搭載
- 文書データの利活用と業務自動化を促進する様々なシステム連携
- 各種テンプレートによりすぐ業務で使える環境を提供
株式会社PFUが提供する「DocuWare」は、ドキュメントと業務プロセスを統合管理し、業務自動化とシステム連携を実現するクラウド対応の文書管理ソリューションです。OCRによるデータ抽出やワークフローの自動化、モバイル承認機能により業務効率を向上。クラウド・オンプレミスの選択肢もあり、多様な業界の運用要件に柔軟に対応します。
参考価格 | 2,200,000円~(税込み) ※クラウド版利用ユーザー(4名)と導入サービスを含めた価格 | 対象従業員規模 | 50名以上 |
無料トライアル | ◯(30日間) | 電子帳簿保存法対応 | ◯ |
セキュリティ対応 | 独自のセキュリティポリシー運用 |
楽々Document Plus
- 契約書やISO、電帳法など幅広いドキュメントの管理に対応
- スピーディーな全文検索&ワークフロー機能も搭載
- 生成AIとの連携により、文書活用&検索性向上で効率アップ
住友電工情報システム株式会社が提供する「楽々Document Plus」は、文書や図面を安全に一元管理し、ペーパーレス化と情報活用を支援する文書管理システムです。高性能検索と高速表示により業務を効率化。さらに、ワークフローやAI連携、厳格なセキュリティ機能も搭載しています。電子帳簿保存法など各種法令にも対応し、場所を問わない働き方を実現します。
参考価格 | クラウド版 月額90,000円/100ユーザー | 対象従業員規模 | 50名以上 |
無料トライアル | ー | 電子帳簿保存法対応 | ◯ |
セキュリティ対応 | 作成者/関係者限定閲覧・ファイルダウンロード禁止、印刷禁止・PDFへの透かし挿入 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Documal SaaS
- 30年にわたる豊富な導入実績!無料でお試しも可能
- 電子帳簿保存法「電子取引」に対応 ※JIIMA認証取得済
- 社外からも利用できるため、社外取引先との情報共有で活用可能
「Documal SaaS」は株式会社富士通四国インフォテックが提供する、電子帳簿保存法対応の文書管理システムです。文書管理のワークフローを効率化し、文書の登録や廃棄などを自動化できます。ワークフロー機能により、社外取引先とでも承認や確認が必要な文書の閲覧・共有などが可能です。部署をまたぐ文書のやりとりなどにも、活用しやすいでしょう。
参考価格 | 初期費用330,000円~ 月額24,200円/~10ID | 対象従業員規模 | 100名以上1,000名未満 |
無料トライアル | ◯(1か月) | 電子帳簿保存法対応 | ◯ |
セキュリティ対応 | ログ管理・IPアドレス制限・権限管理 |
Documal SaaSを利用したユーザーの口コミ
初心者でも使いやすい優れたユーザーインターフェースが魅力です。特に管理項目の並べ替えなどをその場で確認しながら使えるなど直感的に操作ができます。
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説明書をもう少しわかりやすくしてもらえると助かる。というのも、相手方にも使ってもらうためどんな人にでもわかりやすいものが嬉しい。
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SmartDB
- ノーコードで業務部門でも開発できます
- 豊富な標準機能で幅広い業務をデジタル化できます
- 大企業ならではの複雑なワークフロー/権限制御に対応できます
株式会社ドリーム・アーツが提供する「SmartDB」は、ノーコードで業務部門が自ら業務をデジタル化できる文書・ワークフロー管理システムです。複雑な部門横断フローにも対応し、細やかな権限設定や多様な承認形式を実現。検索や履歴管理機能も充実し、全社共通の業務プラットフォームとして効率化と標準化を支援します。
参考価格 | ー | 対象従業員規模 | 1,000名以上 |
無料トライアル | ◯ | 電子帳簿保存法対応 | ◯ |
セキュリティ対応 | 証跡管理・アクセス制限・不正ログイン対策・脆弱性対策など |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
MyQuick
- GPT連携が可能で、AIを活用して入力の手間を大幅減
- 文書保存時に独自ルール設定可能。高度な情報管理を実現
- 他システムのCSVファイル(台帳)とPDFデータを一括登録可能
インフォコム株式会社が提供する「MyQuick」は、JIIMA認証を取得した電帳法対応の文書管理システムです。安全かつ効率的に証憑管理を行えるでしょう。拡張性の高いワークフロー機能を有し、代理承認設定や否認時の戻し先指定など、高度な承認依頼にも対応可能です。販売実績29年を誇り、業種・業態を問わず多くの企業に導入されているため、文書管理システム導入がはじめての企業にもおすすめです。
参考価格 | 月額20,000円~ | 対象従業員規模 | すべての規模に対応 |
無料トライアル | ◯(1か月) | 電子帳簿保存法対応 | ◯ |
セキュリティ対応 | アクセス権設定・アクセス/文書更新ログ取得・閲覧/ダウンロード制御・暗号化・画面キャプチャ/印刷制限 |
LegalOn
- ひとつのプラットフォーム上で企業の法務業務を全て完結
- 自動でAIがナレッジの整理を行い、さらに情報の紐づけを行う
- 自社のニーズに合わせ、業務に特化したモジュールを自由に追加
株式会社LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn」は、AIによる支援で契約審査や案件管理、契約書管理、電子契約などの法務業務を包括的にサポートします。ナレッジが自然に蓄積・整理され、AIエージェントが適切な情報をタイミングよく提示。文案や契約テンプレートの活用により業務品質を保ちつつ、属人化や対応漏れの防止にも貢献します。
参考価格 | 月額10,000円~ | 対象従業員規模 | すべての規模に対応 |
無料トライアル | ー(※無料デモあり) | 電子帳簿保存法対応 | ◯ |
セキュリティ対応 | IPアドレス接続制限・シングルサインオン・多要素認証 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
▶おすすめのクラウド型文書管理システム【社外共有対応】
社外との文書共有を安全に行いたい企業に最適。取引先とのやり取りをスムーズにするクラウド文書管理システムを紹介します。
Fleekdrive
- 簡単&分かりやすい操作で社内や取引先とのファイル共有を効率化
- より速く、より簡単に必要なファイルをわかりやすく文書管理
- 徹底したセキュリティ環境で安心安全にファイル共有
株式会社Fleekdriveが提供する「Fleekdrive」は、企業の情報資産を安全かつ効率的に管理・共有できるオンラインストレージサービスです。直感的な操作性と高度なセキュリティを兼ね備え、在宅勤務やモバイル活用、外部取引先との連携にも柔軟に対応。ファイル管理の利便性と安心感を両立し、業務の生産性向上を支援します。
参考価格 | 月額600円~/ユーザー | 対象従業員規模 | すべての規模に対応 |
無料トライアル | ◯ | 電子帳簿保存法対応 | ◯(オプション) |
セキュリティ対応 | ウイルスチェック・ファイル暗号化・IPアドレス制限・PDFセキュリティ・PDF透かしなど |
WisebookONE
- 社内文書を簡単な操作でデジタルブック化して共有!
- 1つのアカウント内で一般・限定の公開設定の使い分けが可能!
- 中小から大手企業まで多くの導入実績!
株式会社ビーガル提供の「WisebookONE」は、紙媒体のデジタルブック化を支援するクラウドシステムです。社外向けのカタログ・パンフレット等に加え、社内向けの業務マニュアルや会議資料も簡単にe-book形式に変換可能。公開範囲や閲覧権限の設定にも対応しており、一つのアカウントで社内向け文書も社外向けコンテンツもまとめて管理できます。また、データ分析機能によるコンバージョン改善も見込めるでしょう。
参考価格 | 月額5,808円~(税込み) | 対象従業員規模 | すべての規模に対応 |
無料トライアル | ◯ | 電子帳簿保存法対応 | ー |
セキュリティ対応 | IPアドレス制限・セキュアな通信・アカウントロック |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
▶おすすめのクラウド型文書管理システム【無料プラン提供】
コストを抑えて運用をスタートしたい中小企業やチームにも最適。無料プランを提供するクラウド文書管理システムを紹介します。
Confluence
- リックソフトはAtlassian Platinum Solution Partnerです
- 文書を含めた情報の整理・共有を効率化、働き方を改革
- 業界・職種問わず活用できる優れた操作性と拡張性
リックソフト株式会社の「Confluence」は、文書を含めたコンテンツを階層構造で管理できるクラウド型のコンテンツコラボレーションツールです。日報や議事録、マニュアルなどの一元管理にも対応し、部署を越えたコラボレーションを促進します。無料トライアルの申し込み時には、日本語のヘルプデスクも利用できるため、初めての導入でも安心です。
参考価格 | 月額654円/ユーザー ※無料プランあり | 対象従業員規模 | 10名以上 |
無料トライアル | ◯ | 電子帳簿保存法対応 | ー |
セキュリティ対応 | 権限管理 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Confluenceを利用したユーザーの口コミ
ウィキペディアのようにドキュメントページを社員それぞれが作成・編集することができます。ブログを書くように編集できるため簡単に操作できますし、突き詰めれば高度なページも作ることができる振り幅が気に入っています。
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最終更新日時が記載されていて分かりやすいのですが、変更履歴がもう少し簡単に確認できるようになると嬉しいです。
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バクラク電子帳簿保存
- 書類の自動読取機能を搭載!入力の手間を削減できる
- 電子帳簿保存法とインボイス制度に対応!法改正への対応も
- 簡単に利用できる!シンプルな操作画面で、誰でも使いやすい
株式会社LayerXが提供する「バクラク電子帳簿保存」は、改正電子帳簿保存法の”スキャナ保存・電子取引要件”とインボイス制度に対応した無料プランがあるクラウド型文書管理システムです。タイムスタンプの付与を行うことで非改ざん性の証明や存在証明ができ、セキュリティ面にも配慮されています。
参考価格 | 月額12,000円~ ※無料プランあり | 対象従業員規模 | すべての規模に対応 |
無料トライアル | ー | 電子帳簿保存法対応 | ◯ |
セキュリティ対応 | タイムスタンプ付与・暗号化・不正アクセス対策・脆弱性管理 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
「どれがよいか迷う…」という方もご安心ください。
導入の検討段階でも、一括で資料を取り寄せれば判断材料が一気に揃います。無料で始められる情報収集の近道です。ぜひ資料請求を有効活用してください。
クラウド型文書管理システムのメリット
文書管理システムとは、資料や申請書などの文書・書類を一元管理し、全文検索やサムネイル表示によって検索性を高め、更新や廃棄なども行えるシステムです。クラウド型の文書管理システムを導入すれば、以下のようなメリットが得られ、より便利に活用できます。
- ■文書の共有・バージョン管理がしやすい
- 文書はクラウド上で管理されるため場所を問わず必要な情報にアクセス可能。スマホやタブレット対応の場合、外出先でも文書の編集や共有ができる。契約書のように更新が必要な文書は、リアルタイムで変更が反映され、変更履歴が残るためバージョン・世代管理がしやすい。
- ■セキュリティ対策がされている
- クラウド型のセキュリティが問題視された頃もあるが、最近ではどの製品もIPアドレス制限やアクセス制限などが施されている。第三者は文書にアクセスできず、改ざんや流出を防止する対策が取られている。
- ■オンプレミス型より導入コストを抑えられる
- クラウド型はオンプレミス型と違いサーバの設置が不要。データ容量を増やしたい場合にも料金プランの変更で対応できるため、メンテナンスにかかる工数が少ない。
クラウド型文書管理システムのデメリット
クラウド型はインターネット環境に依存するため、通信障害時に文書へアクセスできなくなるリスクがあります。また、社内のセキュリティポリシーによりクラウド利用が制限されている企業や、独自仕様でシステムを構築したい場合には、クラウド型では対応が難しいこともあります。そういった場合には、オンプレミス型の文書管理システムを検討するのも一案です。
以下のページでは、オンプレミス対応製品を含め、より多くの文書管理システムを紹介しています。クラウド型だけでなく幅広い選択肢を検討したい方は、ぜひ参考にしてください。
まとめ
クラウド型文書管理システムは、オンプレミス型に比べて初期コストを抑えながら、バージョン管理や更新作業をリアルタイムで行えるのが特徴です。小規模から始めたい企業には、無料プランを用意した製品の活用もおすすめです。
まずは気になる製品を比較して、自社にあいそうなものがあれば、無料トライアルや資料請求で詳しく確認してみましょう。導入前に使用感や機能をチェックできるのは大きなメリットです。以下のバナーやボタンからも資料請求(無料)が可能です。

電子帳簿保存法の改正に対応済であること。また検索機能が充実していてあいまい検索等柔軟な検索方法が可能な点。
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