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温湿度管理システムおすすめ6選を比較!機能や選び方も解説

温湿度管理システムおすすめ6選を比較!機能や選び方も解説

温湿度管理システムは、工場や倉庫、食品・医薬品業界など、温湿度の管理が品質や安全性に直結する業界で広く導入されています。

この記事では、温湿度管理システムの機能やメリット、IoT温度管理システムの違い、選び方のポイントを解説します。また、おすすめ製品も紹介するので、複数のシステムを比較しながら、最適なソリューションを見つけてください。

この記事は2025年6月時点の情報に基づいて編集しています。
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目次

    温湿度管理システムとは

    温湿度管理システムとは、温度や湿度をリアルタイムで測定・記録し、異常が発生した際に警告を出したり、自動的に環境を調整したりするシステムです。多くはIoT技術(※)を活用し、クラウドにデータを保存するタイプや、ローカル環境で管理するタイプがあります。

    ※IoT(Internet of Things)技術とは、センサーや機器をインターネットに接続し、データの収集・制御・分析を自動化する技術。遠隔監視や自動制御が可能になり、業務の効率化や精度向上が実現する。

    温湿度管理システムとIoT温度管理システムの違い

    温湿度管理システムと似たものに、IoT温度管理システムがあります。IoT温度管理システムは、温度に特化したシステムであり、冷蔵庫や冷凍設備などの監視・記録に利用されます。

    一方、温湿度管理システムは、温度に加えて湿度やCO2なども一元管理でき、より幅広い環境管理に対応可能です。それぞれの特徴を比較してみましょう。

    温湿度管理システムIoT温度管理システム
    計測対象温度・湿度・CO2・VOC など温度のみ(GPS連携可能なものも)
    主な用途工場・倉庫・研究施設・食品製造・医薬品保管(HACCP・GMP対応)トラック・コンテナ・冷蔵配送・医薬品輸送(GDP対応)
    測定項目温度・湿度・CO2・VOC・気圧など温度のみ(GPSを利用した位置情報の記録が可能なモデルも)
    異常通知の種類温度・湿度の異常時にアラート通知(メール・アプリ・警報音)温度異常時にアラート通知(メール・GPS追跡による位置情報確認)

    食品・医薬品・精密機器などの品質管理が求められる環境では、温湿度管理システムが適しています。一方、輸送中の温度管理が必要な場合は、IoT温度管理システムの導入を検討するとよいでしょう。

    温湿度管理システムの導入メリット

    温湿度管理システムを導入することで、業務の効率化や品質管理の向上が期待できます。主なメリットは以下のとおりです。

    ■手動管理の手間を削減
    従来の手動管理では、定期的に温湿度を測定し、紙やExcelへの記録が必要。温湿度管理システムを導入すれば、測定・記録・通知をすべて自動化できる。管理作業の負担が大幅に軽減される。
    ■人件費・エネルギーコストの削減
    手動管理では1日に複数回、温湿度を確認する必要があり、人的コストがかかる。システムを導入すれば、記録作業が不要になり、管理担当者の工数削減による人件費の最適化が可能。
    また、温湿度の変化に応じてエアコンや加湿器と連携し、自動調整を行うことで、無駄な電力消費を減らせる。
    ■異常の早期発見・対応
    異常が発生した際に、リアルタイムでアラート通知を受け取れる。製品や設備の損傷を未然に防ぎ、損失を最小限に抑えられる。
    ■品質管理・監査対応の強化
    食品業界のHACCP(食品衛生管理基準)、医薬品業界のGMP(適正製造基準)、物流業界のGDP(適正流通基準)など、各種法規制に対応するためには、温湿度管理の正確な記録が求められる。温湿度管理システムを導入すれば、自動でデータを記録・保存でき、監査時の報告資料作成も容易になる。
    ■遠隔管理が可能
    クラウド対応のシステムを導入すれば、スマホやPCからリアルタイムで遠隔監視できる。工場や倉庫などの現場に行かなくても状況を確認できるため、管理の負担が大幅に軽減される。

    温湿度管理システムの機能

    温湿度管理システムには、以下のような主要な機能があります。

    温湿度管理システムの機能
    • リアルタイム監視:温度・湿度を24時間自動測定し、常に最新のデータを取得。
    • アラート通知:設定した温湿度範囲を超えた場合、メールやアプリ通知で即座に警告。
    • データ記録・レポート作成:過去の温湿度データを保存し、分析や監査対応に活用。
    • 自動制御:エアコンや加湿器と連携し、設定値を超えた際に自動で調整。
    • クラウド対応:遠隔地からPCやスマートフォンを使ってデータ確認や管理が可能。

    これらの機能により、作業の効率化や品質管理の強化が可能です。

    温湿度管理システムの導入が進む業界・業種

    温湿度管理システムは、主に温湿度の変化が品質や安全性に大きく影響する業界で導入されています。ここでは、温湿度管理システムの導入目的を業界・業種別に紹介します。

    ■製造業
    製品の品質管理、温度変化による不良品発生の防止。
    例:食品工場の製造ラインの温湿度を管理し、品質を一定に保つ
    ■食品業界
    HACCP対応、食品の鮮度保持、衛生管理。
    例:HACCP対応のために、冷蔵庫・倉庫の温湿度を自動記録する
    ■医薬品・病院
    医薬品・ワクチンの適切な保管、GMP対応。
    例:ワクチン保管のために、温湿度を遠隔で監視する
    ■倉庫・物流
    温湿度管理が必要な商品の保管(例:生鮮食品・精密機器)。
    例:倉庫内の湿度を管理し、カビや結露の発生を防止する
    ■研究施設・ラボ
    実験環境の維持、データの信頼性確保。
    例:研究施設のラボで精密な温湿度管理を行い、実験データの正確性を確保する

    このように、さまざまな業界・業種で温湿度管理システムは重要な役割を果たしています。自社の用途に合ったシステム選びを進めるために、ぜひ以下のボタンから製品資料を取り寄せて比較検討してみましょう。

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    温湿度管理システムの選び方

    温湿度管理システムを導入する際は、自社の用途に適したものを選ぶことが重要です。ここでは、選定時に押さえておきたい5つのポイントを解説します。

    記録・監視の方式

    温湿度管理システムには、主にクラウド型とローカル型の2種類があります。それぞれの特徴を理解し、自社の運用方法にあったシステムを選びましょう。クラウド型とローカル型の違いを比較すると、以下のとおりです。

    クラウド型ローカル型
    データ保存クラウドサーバ(インターネット経由で保存・管理)施設内のサーバやPCに保存(外部アクセスなし)
    アクセス方法PC・スマホ・タブレットで遠隔監視が可能施設内の専用端末からのみ監視可能
    コスト初期費用は低めだが、月額5千円~3万円程度の利用料金が発生月額料金は不要だが、サーバ・メンテナンス費用が必要
    セキュリティ通信暗号化やID認証などの対策が必要(外部アクセスあり)施設内で管理するため、外部からのアクセスリスクが低い
    おすすめの用途リモート管理・複数拠点での利用・リアルタイム監視が必要な場合セキュリティ重視・施設内のみでの管理・インターネット接続なしで運用したい場合

    遠隔監視や複数拠点での管理を行うなら、クラウド型が適しています。一方、セキュリティを重視し、施設内での管理を徹底したい場合は、ローカル型が選択肢となります。

    対応センサー

    システムによって対応するセンサーの種類が異なります。施設の用途に応じて、必要なセンサーが搭載されているかを確認しましょう。業界・施設ごとに適したセンサーを以下にまとめました。

    用途・測定対象導入が適している業界・施設
    温度センサー温度管理(冷蔵庫・倉庫・工場など)食品・製造・医薬品・物流
    湿度センサー湿度管理(カビ防止・乾燥対策)倉庫・ラボ・博物館・病院・食品・医薬品
    CO2センサー換気状況の監視、室内環境の管理オフィス・学校・工場
    気圧センサー圧力管理、密閉環境の測定研究施設・クリーンルーム
    VOCセンサー揮発性有機化合物の検出(空気質監視)病院・実験室・製造業

    食品・医薬品業界なら、温度センサーと湿度センサーが必須です。オフィスや工場なら、CO2センサーもあると便利でしょう。

    導入コスト

    温湿度管理システムの料金体系は、初期費用+月額料金の組み合わせが一般的です。価格帯によるシステムの特徴は以下のとおりです。

    ■10万円以下
    センサー単体や簡易的なデータ記録装置が中心で、温湿度の記録や通知のみ対応可能。
    ■10万~50万円
    基本的な監視・記録機能を備えたシステム。クラウド連携はなく、シンプルな機能構成が特徴。
    ■50万円~100万円
    クラウド対応のシステムで、遠隔監視やアラート通知機能を搭載。複数拠点の管理にも適している。
    ■100万円以上
    IoT連携やAI解析機能を備えた大規模システム。工場全体の最適化や高度なデータ分析が可能。

    必要な機能を確保しつつコストを抑えたい場合は、レンタルやサブスク型の利用も有効な選択肢です。一方で、長期間の運用を予定している場合は、買い切り型のほうが総コストを抑えられるケースもあります。自社の運用計画にあわせて、最適な料金プランを選びましょう。

    連携可能なシステム

    IoT対応の温湿度管理システムなら、ほかの機器や管理システムと連携し、自動化やデータの一元管理が可能になります。以下のようなシステムと統合できるかを確認しましょう。

    ■エアコン・加湿器
    温湿度の変化に応じて空調設備を自動制御。省エネや快適な環境維持に貢献する。
    ■警報装置(アラーム・メール通知)
    設定した温湿度範囲を超えた際に、アラーム音やメール・アプリ通知で即座に警告を発信。
    ■生産管理システム
    製造工程や品質管理と連携し、温湿度の変化が製品に与える影響を管理。トレーサビリティの強化に役立つ。
    ■クラウドストレージ(Google Drive・AWSなど)
    収集したデータをクラウドに保存し、長期間の記録管理やレポート作成を効率化。

    すでに導入しているシステムとの連携が可能かどうかを確認し、業務の効率化やデータ活用の幅を広げることを意識して選びましょう。

    サポート体制

    導入後のサポート体制は、システムを安定運用するために重要な要素です。特に、異常発生時の対応スピードや、トラブル発生時の対応手段を事前に確認しておくことが大切です。

    ■24時間対応
    システム不具合や障害発生時に、いつでもサポートを受けられるか。業種によっては、夜間・休日対応の有無も確認が必要。
    ■日本語サポート
    海外メーカーのシステムを導入する場合、日本語での問い合わせ対応が可能か。サポートのレスポンス時間や対応レベルも確認する。
    ■リモートサポート
    設定変更やトラブルシューティングを遠隔で対応できるか。現場に行かずに問題を解決できるため、特に多拠点での運用には重要なポイント。
    ■保証・保守サービス
    センサーや機器の故障時に、交換・修理対応があるか。保証期間や、定期メンテナンスの有無も考慮するとよい。

    サポートが手厚いシステムを選ぶことで、運用時のリスクを最小限に抑え、安心して長期間利用できます。特に、業務に直結する重要なシステムの場合、サポート体制を重視した選定がおすすめです。

    温湿度管理システムの価格相場

    温湿度管理システムの価格相場は、クラウド型で月額5,000円〜3万円程度が目安です。初期費用はセンサー台数や設置環境により異なりますが、簡易構成であれば10万円以下から導入できるケースもあります。

    一方、大規模な工場や複数拠点を管理する場合は、50万円〜100万円以上のシステムが選ばれる傾向にあります。

    価格に影響する主な要素

    温湿度管理システムの価格は、主に以下の要素によって変動します。

    ■センサーの設置台数
    設置するセンサーが多いほど機器費用が増加し、全体の導入コストも高くなります。
    ■監視対象エリア・拠点数
    工場全体や複数拠点を管理する場合、システム構成が大規模になり費用が上がる傾向があります。
    ■クラウド型か買い切り型か
    クラウド型は月額費用が発生する一方、買い切り型は初期費用が高くなるケースが一般的です。
    ■アラート通知やデータ保存期間
    通知機能の充実度やデータの長期保存オプションによって、料金が変わる場合があります。
    ■他システムとの連携有無
    IoT機器や既存システムと連携する場合、追加開発や設定費用が発生することがあります。

    必要な機能を整理したうえで、自社の運用規模に適した構成を選ぶことが、コストを抑えるポイントです。

    【比較表】温湿度管理システムの一覧

    ここでは主要な温湿度管理システムを横並びで比較しました。各システムの特徴や通信方式、アラート通知方法、導入に適した環境を一覧で確認できます。用途や現場の条件に合わせて、自社に最適なシステムを選ぶ参考にしてください。

    製品名主な特徴通信方式アラート通知対応環境
    Aura GuardSigfox対応・遠隔監視・ブラウザ操作クラウド/ SaaS異常検知時にメール通知複数端末から利用可
    BraveridgeBluetooth+LPWA、省電力・長距離通信Bluetooth / LPWA異常検知時にアラート通知工場・倉庫・医薬品保管
    ステルテックHACCP/GMP対応、クラウド保存クラウド即時アラート通知食品工場・物流倉庫・研究施設
    OnDoll医薬品向け、GMP/GDP準拠クラウド監査対応を支援医療・製薬業界
    みえーるどスマホ監視、物流向けIoTクラウド異常時に即時アラート送信物流・倉庫・食品製造
    KOKOCHICO2/空気質も監視、快適環境管理クラウドアラート通知+レポート作成オフィス・工場・病院・介護施設

    おすすめの温湿度管理システムを比較

    ここからは、主要な温湿度管理システムを紹介します。それぞれの機能や特徴を参考にして、自社に最適な製品を見つけてください。

    Aura Guard

    株式会社静岡情報処理センター
    《Aura Guard》のPOINT
    1. 温度や湿度の異常値が検出されたらアラート機能で通知
    2. 現地に行かなくてもブラウザで遠隔監視できる
    3. 使いやすいWEBシステムで様々な端末からアクセスできる

    株式会社静岡情報処理センターが提供する「Aura Guard」は、温度や湿度を遠隔で監視し、異常を検知した際にメールで通知するクラウド対応の計測システムです。取得データはグラフ表示や蓄積が可能で、複数端末からのアクセスにも対応。低コスト通信のSigfox対応により、導入・運用のしやすさにも配慮されています。

    Braveridgeの温湿度監視システム (株式会社Braveridge)

    製品・サービスのPOINT
    1. 24時間365日の監視体制で異常を即座に通知
    2. 工事不要で設置が簡単、即日から利用可能です。
    3. 電池寿命2年。遠隔での残量確認が可能です。

    ステルテックの温湿度管理システム (株式会社 ステルテック)

    製品・サービスのPOINT
    1. 買い切り・オンプレ型で月額不要の環境管理を実現
    2. 複数センサーの環境データをブラウザで一括可視化
    3. 温湿度やCO2を計測し、熱中症リスクの監視や通知が可能。

    OnDoll (株式会社コンピューテックス)

    《OnDoll》のPOINT
    1. 温湿度を24時間365日常時監視
    2. クラウドによる機器の一元管理と遠隔操作で業務を効率化
    3. 厳格な温湿度管理とIT活用で品質と効率を両立します。

    みえーるど (ユーピーアール株式会社)

    《みえーるど》のPOINT
    1. 24時間遠隔で温湿度を監視可能
    2. 医薬品や食品の中心温度も測定可能です。
    3. 多様な項目を無線で測定し、自動収集・監視するロガー。

    KOKOCHI (ベネックスソリューションズ株式会社)

    《KOKOCHI》のPOINT
    1. 温湿度をフロア図で一覧表示しリアルタイムに状況把握
    2. 設定逸脱時にメールでアラート通知が可能です。
    3. 定期レポートを自動送信し、データの詳細分析を支援。

    温湿度管理システムの導入手順

    温湿度管理システムの導入は、以下の手順で進めるとスムーズです。

    1.自社の管理基準を整理
    まず、自社で管理が必要な温湿度の範囲や監視頻度、必要なセンサーの種類を明確にする。
    2.各システムを比較検討
    クラウド型・ローカル型、対応センサー、コスト、サポート体制などを比較し、自社に最適なシステムを選定する。
    3.デモ・トライアル利用
    多くのベンダーがデモ機や無料トライアルを提供しているため、事前に試して運用のしやすさを確認する。
    4.本格導入・運用開始
    システムの導入後、スムーズな運用ができるように管理者や現場スタッフ向けに運用ルールを策定する。

    導入前に十分な検討を行うことで、システムの効果を最大限に活用できます。

    まとめ

    温湿度管理システムを導入することで、温湿度管理の自動化・効率化が実現し、品質管理の強化や法規制対応の負担軽減につながります。必要な機能・コスト・サポート体制を比較しながら、自社に最適なシステムを選びましょう。まずは、気になる製品の資料を請求して、製品の特徴を詳しく把握してみてください。

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