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TPiCS-Xの導入事例【綾目精機株式会社 様】

関係者全員で業務改善活動 決算処理や棚卸しの迅速化などで成果

関係者全員で業務改善活動 決算処理や棚卸しの迅速化などで成果

導入企業
綾目精機株式会社
綾目精機株式会社様ロゴ
業種
金属製品製造業
従業員規模
39人
事業内容
金属精密切削加工 取扱製品:印刷機部品、工作機械部品、産業機械部品、放射光設備部品、超電導関連部品
導入前の課題
日創プロニティとの経営統合を機にTPiCSを導入
導入後の結果
棚卸しが4日→1.5日ですむように

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TPiCS-X導入前の課題

日創プロニティとの経営統合を機にTPiCSを導入

オーナー経営から、東証二部上場企業の日創プロニティ㈱(本社:福岡県福岡市。以下、日創)と経営統合を行い、グループ企業へ。四半期ごとの正確な棚卸しが必要に。

綾目精機㈱は金属精密切削加工の会社である。芝刈機の部品から大型印刷機の部品まで、幅広く顧客ニーズに応える。中でも得意とするのはシャフトなどの軸物加工。通常、軸物を切削加工すると、どこかに歪みが出たり、組付け後のバランスが悪くなったりするが、高精度をウリとする同社の加工品は100分の1mm単位まで歪みが抑えられ、「直進性とバランス性が素晴らしい」と顧客から高い評価を得ている。 こうした高度な技術力とは裏腹に、数年前まで業務管理のシステム化ができていなかった。エクセルと台帳によるEDI受注データの取り込み・確認と売上・仕入情報の入力が行われていただけで、生産管理のシステム化は手つかずの状態だった。オーナー経営者も危機感を感じ、10年ほど前に工場にハンディ端末を導入したことがあったが、端末が高額だったため数台しか導入できず、多数の工程に対応できずに、断念していた。 システム化に踏み切るきっかけとなったのは2017年4月。オーナー経営から、東証二部上場企業の日創プロニティ㈱(本社:福岡県福岡市。以下、日創)と経営統合を行い、グループ企業になったことだ。 それまでは本決算のときだけ製品と材料のザックリとした棚卸しを行っていたが、上場会社基準ではそれだけでは許されず、四半期ごとのきちんとした棚卸しが求められた。そのためには仕掛りも見なければならず生産管理のシステム化を必要とした。

TPiCS-X選定ポイント

単純なパッケージソフトではなく、複雑で多岐に渡る製造工程の管理が可能

決め手となったのは、「綾目精機の製造工程はきわめて複雑で多岐に渡るため、単純なパッケージソフトではなくて、設定を変えたり機能を選択できなければなりません。こうした価格/性能比を見てTPiCSが妥当であると判断したのです」と取締役統括副部長(取材時:2019年9月4日時点)の秋田淳二氏は話す。 日創が求めたのは生産管理の中でも、とくに製品別原価管理を適切に行うことだった。早速、山下奉昭本部長(当時、現取締役事業本部長)、秋田氏(当時、統括サブマネージャー)を中心に製造部長と営業部長、事務部門の担当者から構成されるプロジェクトチームを結成し、親会社が求める製品別原価管理のほか、在庫管理、受注管理、売上管理、そしてトータルとしての生産管理システムの運用を急ぐことにした。6月には経理や管理業務に詳しい渡部敬宏氏が加わり、以後、渡部氏がプロジェクト事務局の役割を果たすことになった。 日創の求める原価管理を達成するためには、マスター整備及び生産管理業務が必須である。TPiCSを活用するにあたり、整備するマスターは約3000製品あり、アイテム数は約2万あることがわかった。現場の事務部門もパソコン操作に不慣れで、マスター整備に時間はかかりましたが、皆で慣れていこうとマスター整備を進めた結果、受注、出荷管理、外注管理、資材調達の発注管理など、TPiCSの活用分野を広げていくことができた。

TPiCS-X導入後の結果

棚卸しが4日→1.5日ですむように

関係者全員が参加意識を持ち、TPiCSの理解を深めたことで成果が生まれてきている。

2018年9月より、同社のその後の生産管理システムの運用に大きなインパクトを与える取り組みが始まった。 模造紙に社内のすべての業務フローを書き、それをツールとして関係者全員で改善活動を行うというものだ。模造紙に書いたものを床に置き、その周りに人が立てば、全員が同じものを見ることができる。簡単に言えば業務の「見える化」である。 模造紙には業務フローと合わせて、あらかじめTPiCSでできているところと、できていないところを書いておく。各人が現状の課題や、改善すべき点などを書き出して模造紙に貼っていく。「実は、業務遂行上の問題点として指摘を受けたことが、TPiCSの機能を使えば簡単に解決することが結構あり、皆がTPiCSに興味を持つようになりました」(渡部氏)。このことで、全員が参加意識をもって理想的な生産管理システムの実現に向けてモチベーションをあげていくことができた。活動は2018年の年末まで週に1回のペースで続けて、問題点や解決策を洗い出し、TPiCSの設定に反映している。 目標とする個別原価管理やきめ細かな生産管理はまだ実現できていないが、年に4回の棚卸しを行った当初は4日かかっていた棚卸しが1.5日ですむようになり、月次決算に要する期間も半減するなどの成果が生まれてきている。

TPiCS-Xのロゴ画像

TPiCS-X

変化する市場に対応するために、個別生産や繰返生産に特化した最新の生産管理システムです。製品の多様化に対応し、工場のスムーズな生産を実現します。

株式会社 ティーピクス研究所

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IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。こちらのページでは、『攻撃型生産管理システム TPiCS-X』(生産管理)を導入した綾目精機株式会社様の導入事例をご紹介しています。
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