プッシュ通知サービスとは
プッシュ通知サービスとは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどの端末へ、アプリやWebブラウザを通じて通知を配信できるサービスです。新着情報やキャンペーン、クーポン、カゴ落ちのリマインドなどをユーザーに直接届けられるため、再訪問やアプリの継続利用を促す手段として活用されています。
メールや広告と異なり、ユーザーの端末画面に直接通知を表示できる点が特徴です。適切なタイミングや内容で配信すれば、ユーザーとの接点を増やし、リピート率やCVRの向上につなげられます。
プッシュ通知サービスをお探しの方へ
この記事では、おすすめのプッシュ通知サービスを以下のタイプに分類して比較紹介します。新規導入したい方、サービスの入れ替えを検討している方は必見です。
プッシュ通知サービスの導入メリット
プッシュ通知サービスを導入すると、ユーザーへタイムリーに情報を届けやすくなり、アプリやWebサイトへの再訪問を促せます。主なメリットは以下のとおりです。
- ■ユーザーの再訪問を促せる
- キャンペーン情報や新着情報、購入途中の商品に関するリマインドなどを端末画面に直接届けられるため、アプリやWebサイトへの再訪問を促しやすくなります。
- ■リピート率やCVRの向上につながる
- ユーザーの関心にあわせた情報を適切なタイミングで配信することで、商品購入や予約、問い合わせなどの行動を後押しできます。
- ■ユーザーごとに通知内容を出し分けられる
- 属性や行動履歴にもとづいてユーザーをセグメント化すれば、一斉配信よりも関心に近い情報を届けやすくなります。不要な通知による離脱防止にもつながります。
- ■配信結果を分析して改善できる
- 開封率やクリック率などを確認できるサービスであれば、通知内容や配信タイミングを見直せます。効果検証を繰り返すことで、マーケティング施策の精度向上に役立ちます。
プッシュ通知サービスのタイプ
プッシュ通知サービスには2種類のタイプがあります。Webブラウザ向けとモバイルアプリ向けです。
Webブラウザ向け
Webサイト上でのプッシュ通知機能をもつサービスです。カートに入れた商品を購入せず離脱したカゴ落ちユーザーや、入力フォームを完遂せず離脱したユーザーなどへプッシュ通知が送れます。ECサイトや情報サイトなどにおいて幅広く導入されています。
スマホアプリ向け
スマホやタブレットなど、モバイルアプリ上でのプッシュ通知機能をもつサービスです。モバイル端末の位置情報にもとづいたプッシュ通知や、指定のWebサイトや画像を表示できるリッチプッシュ通知など、アプリならではの機能を利用できます。
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プッシュ通知サービスの選び方
どのような目的や環境でプッシュ通知を行うかによって、サービスの選び方が変わります。ここでは、プッシュ通知サービスの選定ポイントを解説します。
対応しているOSとブラウザはなにか
アプリプッシュ通知サービスを選定する場合は、対応しているOSの確認が必要です。iOSとAndroidの両方、あるいはどちらに対応しているかを確認しましょう。
Webプッシュサービスの場合は、対応しているブラウザを確認してください。Google Chromeだけに対応しているサービスもあれば、Microsoft EdgeやFirefoxにも対応しているサービスもあります。特に、日本ではiOSユーザーが多いため、Safariに対応しているか否かに注意してください。
必要な機能が備わっているか
各サービスにより、対応している機能が異なるため、自社に適した機能があるかを確認してください。最適なタイミングで配信できるように、配信スケジュールを調整できる機能があれば効果的です。
ユーザーをセグメント化したり、Webサイト内での行動にもとづいたりすれば、リピート率が向上するでしょう。メッセージ内容をユーザー別にパーソナライズできれば、オンラインショップの売り上げに貢献します。
無料プラン・無料トライアルはあるか
プッシュ通知サービスには、無料プランやトライアルが用意されているものがあります。導入する前に操作性や効果を確認できるので、有効に活用しましょう。特に、操作性は業務効率に大きな影響を与えるため、使い勝手のよいサービスの選定をおすすめします。
▶プッシュ通知サービス(Webブラウザ向け)
Webサイト用の優れたプッシュ通知サービスを紹介します。有料・無料や対応するブラウザなど、それぞれ特徴が異なります。比較して検討する際の参考にしてください。
Rtoaster(アールトースター)
- データ収集から活用まで出来るワンストップソリューション
- 2006年からの実績・350社以上の業界トップクラス企業と共に成長
- 対応満足度98.6%を誇る万全のサポート体制
株式会社ブレインパッドが提供する「Rtoaster(アールトースター)」は、Web接客やレコメンド機能を備えたパーソナライズプラットフォームです。ユーザーの行動データを活用し、最適な商品やコンテンツを提示することでCX向上と売上貢献を支援します。また、CDP機能により多様なデータを統合・抽出。SQLなしでもマーケターが柔軟に活用できます。エンジニアとの連携による高度な分析にも対応し、幅広いマーケティング施策を実現します。
| 参考価格 | ー | 無料トライアル | ー |
| 対応ブラウザ | ー | 対応OS | iOS・Android |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Cuenote Push
- 気軽に登録でき、ライトユーザーへのアプローチにピッタリ
- デバイストップ画面にプッシュ通知を表示!高確率で気づかれる
- プッシュ通知からワンクリックで指定のページへ集客可能
ユミルリンク株式会社が提供する「Cuenote Push」は、Webブラウザを通じてパソコンやスマートフォンへプッシュ通知を配信できるサービスです。メールアドレスやアプリ不要で情報を届けられ、セグメント配信や会員情報との連携により、利用者に合わせた通知を実現します。効果測定や分散配信機能も備え、配信改善やサーバー負荷の軽減にも活用できます。
| 参考価格 | 初期費用無料 月額20,000円~ | 無料トライアル | ◯ |
| 対応ブラウザ | Microsoft Edge・Google Chrome・Firefox・Safari | 対応OS | iOS・Android |
PUSHCODE (EDOCODE株式会社)
- 世界一の製品品質を目指すEKO
- 最新のスマートテクノロジーを多分に取り入れた製品
- 環境にもあなたにも優しい製品
VWOエンゲージ (Wingify)
- 個別通知でエンゲージメントを向上させる
- 離脱者への再アプローチやキャンペーン通知が可能
- セグメント・予約配信で高度なターゲティングが可能
PushTracker (株式会社アピリッツ)
- AIで通知時間を最適化し、効果的な配信を実現。
- ユーザー行動の追跡と効果検証が可能
- チャネル横断的なデータ連携で、施策の効果を多角的に分析。
気になる製品は、機能や料金を比較してから選ぶのがおすすめです。複数製品の資料をまとめて確認し、自社に合うサービスを見つけましょう。
▶プッシュ通知サービス(スマホアプリ向け)
プッシュ通知を用いたアプリへのタイムリーなメッセージは、ユーザーのリピート率やCVR(コンバージョン率)を向上させます。アプリ用のプッシュ通知サービスを比較して紹介します。
Appvisor (bravesoft株式会社)
- SDK導入でPush通知や設定管理など多機能利用可能。
- 強制アップデート機能などでアプリの更新運用を支援。
- アプリ開発ノウハウを活かした新機能開発・運用サポート。
RichFlyer (株式会社インフォシティ)
- Webとアプリの通知を同時管理画面で一括配信できる設計。
- 動画や静止画付き通知で視覚的訴求力を向上
- プッシュ通知とSNS投稿の同時配信が可能
Repro (Repro株式会社)
- 分かりやすい管理画面によって直感的に操作ができる!
- 「分析、施策、効果測定、改善」を一貫して行うことが可能!
- 成果を出すために専任の担当者がノウハウ、リソース面をカバー!
プッシュ通知を活用する6つのコツ
プッシュ通知は、リピート率やCVRを向上させる効果がありますが、誤用すると、ユーザーの嫌悪感や不快感につながります。活用するための、6つの大切なコツを解説します。
ユーザーを引きつけるタイトルと文面で配信する
ユーザーは、プッシュ通知を受け取ると、開封するかどうかを、タイトルと短い文章で瞬時に判断します。よいプッシュ通知は、即座にメリットがあると感じられる通知です。ユーザーにブランドやアプリの都合を押し付けたら、離脱してしまいます。
自社のユーザーを分析し、引きつけるタイトルや文面の作成が大切です。どのような内容がよいかは、A/Bテストを行えば参考になります。目標とするユーザーの反応と結果を見比べて、効果的な内容の作成に努めましょう。
ユーザーの生活リズムを考慮したタイミングで配信する
24時間いつでもプッシュ通知を配信できますが、深夜や早朝は「うっとうしい」と感じられてしまいます。アプリの内容やユーザー層により、開封されやすい時間帯が異なります。24時から6時までは避け、ユーザーがスマホを利用する生活のリズムを分析し、適切な時間帯に配信しましょう。
ユーザーに嫌悪感を抱かせない適切な回数で配信する
プッシュ通知は何度でも送信できますが、頻度が多すぎるとユーザーに嫌悪感を与えます。通知設定のオフやアプリ削除につながりかねません。逆に配信頻度が少なすぎると、アプリの存在を忘れられてしまいます。
メッセージの内容と状況により、毎日1回あるいは毎週1回など、適切な配信回数は異なります。ユーザーに嫌悪感を抱かせない、最適な回数を検討しましょう。
ユーザーがメリットを感じるメッセージを配信する
つねにユーザー目線で、メリットがあると感じられるメッセージを配信しましょう。配信側が「届けたい情報」とユーザーが「求める情報」のあいだには、差があることがしばしばあります。
割引クーポンのプッシュ通知なら、ユーザーはメリットを感じると思われがちです。しかし、その商品を購入する予定がなければ、煩わしいと感じます。ユーザーは、自分にメリットがない情報が何度も送られると、不快に感じます。ユーザーが、メリットを感じられるメッセージの配信が大切です。
通知する内容にあわせてユーザーを選定する
すべてのユーザーへ、プッシュ通知を一斉に送信できますが、ユーザーが必要としている情報とは限りません。ユーザーはそれぞれに必要な情報が異なるため、通知する内容にあわせて、ユーザーを選定してください。
ユーザーの属性や趣味嗜好、アプリ内での行動履歴などを把握してセグメント化すれば、選定しやすくなります。
iOSとAndroidそれぞれに適した施策を検討する
端末のOSによってプッシュ通知の開封率に差があり、iOSかAndroidかにより、それぞれに適したマーケティング施策が必要です。Androidはプッシュ通知がロック画面に残りますが、iOSはロック画面を解除すると消えます。そのため、Androidのほうが、コンバージョン率が高いといわれています。
また、各OSの利用率は、ユーザーの年齢や性別によって変わるため、注意が必要です。どちらのOSの利用率が高いかを把握したうえで、プッシュ通知のマーケティング施策を検討してください。
プッシュ通知サービスを導入してリピート率とCVRの向上を
プッシュ通知サービスとは、アプリからユーザーの端末へ、通知を送信する機能を提供するサービスです。ユーザーのリピート率やCVRを向上させるために、マーケティングの手段として活用されます。
活用のコツは、ユーザー目線でメリットのあるメッセージを、タイムリーに一目でわかるタイトルで送ることです。選び方を参考にしてプッシュ通知サービスを導入し、リピート率とCVRを上げてビジネスを拡大しましょう。


