タレントパレットの導入事例【株式会社ヒロテック 様】

「ヒロテック」は昭和33年に創業、広島本社、国内に工場と研究所、国内外にグループ企業を展開し、世界各国へ自動車部品を納入されています。国際的なエンジニアリング企業として大きく発展することを目指す中、人材開発のビジョンとしては、企業全体の戦略はもちろん、社員一人一人にも目標を持ち、挑戦してもらうマインド、新人でも自由に意見や相談がしやすい社風、国際人としてグローバルに業務を行うための英語研修や選抜者への1年間の留学を行う語学派遣、その他にも技術継承制度など、やる気を伸ばし、サポートする環境を整えています。「経営者の視点」で仕事に取り組み、将来的にグループ会社を任せられるような人材、海外展開の強化にむけ、自らグローバルキャリアを目指す社員や社員間で声を掛け合い、海外で活躍、成長できる人材をいかに抜擢していくかが中長期的な人材開発テーマとなっています。 グローバル人材開発の推進に向け、本社、各事業所、海外拠点に散らばる“人材の見える化”が重要であり、人材情報（プロフィール）やスキル、キャリア、プロジェクト歴など様々な人事情報を、これまでの“管理”だけでなく、多角的に分析し、社員同士のコミュニケーションに活用できる人事情報プラットフォームの構築を人事戦略の軸として考えていました。 将来的には、グローバルでのタレントマネジメント展開を見据える中、ヒロテックが、“人材の見える化、育成、抜擢”を実現し、課題解決するために選んだタレントマネジメントシステムが、プラスアルファが提供する「タレントパレット（Talent Palette）」でした。 今回、タレントマネジメントシステムの選定において、社員の人事情報やスキル情報の集約、そのスキルの分析、スコア化が自由度高く行えること、人材情報ダッシュボードやテキストマイニング技術の将来的な機能拡張性を高く評価いただきました。さらには、全社員、世界各国で運用を定着させるための活用支援、コンサルティングにプラスアルファが強く力を入れていることも選定理由の一つとなりました。

本プロジェクトにおけるタレントマネジメントシステム利用ステップ

ヒロテック　人材開発センター　センター長　松井 真二氏より

弊社が国際的なエンジニアリング企業として今後成長していく中で、人材育成と人材の適材配置などの人材活用は重要な人事戦略です。海外まで含めたグローバルレベルでの“人材の見える化”、“人材育成”“人材抜擢”を行うためには、経営だけでなく現場も巻き込んだ全社一体となったタレントマネジメントの実践がカギになると考えていました。その中で、タレントパレットは、これまでの人事系システムとは違い、現場でも馴染めそうな簡単な操作と直感的なデザインで人材をあらゆる角度で見える化できることが印象的でした。経営と現場、上司と部下、社員同士など、あらゆるレイヤーにおいてお互いを知り、組織内のコミュニケーションの活性化につながるイメージが湧きました。 さらには、関西支社があり、導入後も密なサポートや活用相談もできることで安心できました。 今後、タレントマネジメントの実践において、グローバル活用含めたタレントパレットの活用をしていくために、密なサポートと機能のさらなる進化を期待しています。