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整体院向け顧客管理システム8選を比較!機能や比較ポイントも紹介

整体院向け顧客管理システム8選を比較!機能や比較ポイントも紹介

整体院の経営では、予約や顧客情報を効率的に管理することが重要です。しかし、紙台帳やExcelでの管理には限界があり、リピーター育成や売上分析に十分活かせません。この記事では、整体院が抱える課題や顧客管理システム導入のメリット、選び方のポイントを解説し、規模別におすすめの製品も紹介します。

この記事は2025年8月時点の情報に基づいて編集しています。
目次

    整体院が抱える顧客管理の課題

    整体業界では、顧客管理に関する課題が多く存在します。予約や施術内容を紙やExcelで管理する院も多く、情報の分散や紛失リスクが避けられません。ここでは、整体院が抱える主な顧客管理の課題をまとめました。

    ■予約管理の複雑化
    電話・Web・LINEなど複数経路の予約をまとめきれない
    ■顧客データの分散
    店舗ごとに台帳やExcelで管理しており、情報の一元化ができない
    ■リピーター育成の難しさ
    来店履歴や施術内容をもとにしたフォローが十分にできていない
    ■売上・集客の可視化不足
    広告やクーポン施策の効果測定ができず、経営判断に時間がかかる
    ■スタッフ業務の属人化
    顧客対応がスタッフ任せになり、サービス品質が不安定になる

    こうした課題を解消できれば、顧客情報や予約内容が整理され、店舗やスタッフが変わっても一貫したサービスを提供できるようになります。

    整体院向け顧客管理システムの導入メリット

    整体院で顧客管理を改善するためには、顧客管理システム(CRM)の導入が効果的です。システムを活用すれば、事務作業の軽減や顧客満足度の向上、集客の促進などを実現できます。

    業務効率化とペーパーレス化

    顧客管理システムを導入すると、オンライン問診票を使って来院前に必要情報を取得でき、受付業務の効率化につながります。また、電子カルテや予約管理をペーパーレス化することで、情報検索や共有も容易になります。紙台帳のように記入や保管に手間がかかることもなくなり、業務の属人化や記録漏れも防止可能です。

    顧客分析・売上の可視化

    システム上で顧客の属性や来店頻度、施術内容などのデータを蓄積すれば、再来院の傾向や人気メニューを簡単に把握できます。これにより、個々の顧客に適した施術提案や、再来院を促すキャンペーンの立案・効果検証がしやすくなります。従来、勘や経験に頼っていた判断をデータに基づいて行える点は、経営判断のスピードと正確性を高めるうえで大きな利点です。

    集客・予約管理の改善

    顧客管理システムを導入すれば、Web予約やLINE、SNSなど複数のチャネルからの予約を一元管理できます。24時間受付が可能になるため、営業時間外でも予約を取りこぼさず、集客力も強化。複数経路の予約を手作業でまとめる負担もなくなり、予約管理業務の効率化に寄与します。

    整体院向け顧客管理システムの導入デメリット

    顧客管理システムには多くの利点がありますが、導入にあたって注意すべき点も存在します。ここでは、導入時に考慮しておきたい主なデメリットを解説します。

    導入・運用コストがかかる

    顧客管理システムを導入する際には、初期費用や月額利用料といったランニングコストが必ず発生します。システムによっては端末や周辺機器の導入も必要となり、予想以上の出費になる場合も少なくありません。そのため、料金プランや利用範囲を比較し、本当に必要な機能を優先して選ぶことが重要です。

    スタッフが使いこなすまで時間がかかる

    新しいシステムを導入すると、スタッフが操作に慣れるまで手間や時間がかかりやすくなります。特にITツールに不慣れなスタッフが多い場合、研修やマニュアル整備が欠かせません。導入前に、無料トライアルで現場での使用感を確認することも、導入後に使いこなせるかイメージするうえで効果的です。

    データ移行やセキュリティ対策に手間がかかる

    従来の紙台帳やExcelで管理していた顧客データを手動でシステムに移行する際には、多くの作業時間と調整が必要になります。また、クラウド型システムでは顧客情報をオンラインで扱うため、セキュリティやプライバシー保護の観点から対策を講じることが求められます。自動データ移行の機能やセキュリティ対策機能が搭載されている製品も多くあるため、選定の際に確認しておくことが不可欠です。

    整体院向け顧客管理システムの主な機能

    整体院向けの顧客管理システムは、単なる予約管理にとどまらず、カルテ・売上・顧客分析など多方面で業務を支援します。ここでは、導入を検討する際に確認しておきたい代表的な機能を紹介します。

    ■予約管理機能
    WebやLINEなど複数チャネルからの予約を一元化し、ダブルブッキングや漏れを防ぎます。リマインド通知やキャンセル防止機能も備えられています。
    ■顧客情報・カルテ管理機能
    施術内容や来院履歴をデータベース化し、スタッフ間で共有できます。過去の施術記録を確認することで、接客品質の均一化につながります。
    ■売上・会計管理機能
    施術代金や商品販売をPOSレジと連携し、売上データを自動集計します。複数店舗の売上状況もリアルタイムで把握可能です。
    ■顧客分析・マーケティング機能
    来院頻度や利用傾向を分析し、リピーター向け施策や休眠顧客へのアプローチに活用できます。クーポンやメルマガ配信とも連動可能です。
    ■多店舗管理機能
    法人やチェーン展開の整体院では、各店舗の顧客・予約・売上を一元的に管理できます。全店舗の業績比較やスタッフ稼働状況の把握も可能です。

    整体院向け顧客管理システムの選び方・比較ポイント

    多様なシステムが提供されている中で、整体院に最適な顧客管理システムを選ぶには複数の観点から比較することが大切です。タイプやコスト、機能性、操作性などのポイントを確認し、自院の規模や運営方針にあうサービスを見極めましょう。

    顧客管理システムのタイプ

    顧客管理システムにはいくつかのタイプがあり、目的に応じて最適なタイプを選ぶことが重要です。以下は顧客管理システムの主なタイプです。

    • ●電子カルテ・問診票タイプ:事前入力やカルテ連携を得意とするタイプ
    • ●予約管理システムタイプ:操作性重視で予約に特化したタイプ
    • ●POSレジ一体型タイプ:予約・会計・売上分析をまとめてできるタイプ

    初期費用・運用コスト

    システム導入にあたっては、初期費用と運用コストの確認が欠かせません。無料トライアルやお試し期間を用意しているシステムなら、実際の操作感を確認しつつ投資判断ができます。また、月額料金や更新費用のほか、オプション機能の追加コストが発生するケースもあるため、総額でどの程度の負担になるかを試算することが重要です。費用対効果を見極めながら比較検討しましょう。

    機能の充実度

    顧客管理システムを選ぶ際には、どの範囲の業務をカバーできるかが大きな判断基準になります。自院の課題を把握し、必須機能が揃っているかを確認しましょう。小規模な整体院であればシンプル機能で十分ですが、法人や複数店舗を運営する場合は、幅広い機能を備えたシステムが有効です。導入後に「機能不足で再検討」という事態を避けるためにも、現状の課題と将来の拡張性を意識した選定が求められます。

    操作のしやすさ・サポート体制

    どれだけ高機能でも、現場で使いづらければ効果を発揮できません。システム画面が直感的で操作手順が少ないものが使いやすい傾向にあります。また、導入後に困ったときの対応速度やサポート範囲も重要な比較ポイントです。電話やチャットでの相談窓口があるか、マニュアルや研修体制が整っているかを事前に確認しておくと、安心して運用を続けられます。

    【個人・小規模運営】整体院向け顧客管理システム

    個人で整体院を運営する場合、予約管理や顧客台帳をシンプルにまとめられる機能が重要です。低コストで導入でき、日々の施術記録やリピーター管理を効率化できるシステムが適しています。

    LiME

    LiME株式会社が提供する「LiME」は、スマホアプリで施術記録や顧客情報を手軽に管理できる顧客管理システムです。顧客とのカルテ共有や多店舗管理機能も備えており、独自の便利な機能を展開しています。LINEだけでなく、Instagramとの予約連携ができる点も特徴です。

    Bionly

    株式会社アライズが提供する「Bionly」は、機械が苦手な人でも操作しやすいデザイン性が特徴の顧客管理システムです。自院専用のWEB予約サイトも作成できるほか、大手予約サイトからの予約も一元管理ができます。サロンや整体院の運営を効率化し、顧客とのつながりを強めたい事業者に適しています。

    Reservia

    株式会社リザービアが提供する「Reservia」は、GoogleやLINEから直接予約を受けられる予約システムです。豊富な機能とあわせてマンツーマンのサポート体制も整っているため、初心者でも安心して利用できます。比較的低コストで導入できるため、個人経営の整体院でも新規顧客獲得に活用しやすい仕組みです。

    ABACUS カイロ・整体院

    イオンソフトウェア有限会社が提供する「ABACUS カイロ・整体院」は、シンプルで直感的な操作性が強みの顧客管理システムです。顧客ごとの売上や予約状況を一元管理し、経営データを見える化します。はがき印刷やラベル印刷機能もあり、顧客へのDM送付にも対応している点が特徴です。

    【法人・多店舗運営】整体院向け顧客管理システム

    複数店舗を展開している整体院では、店舗間で顧客情報や売上を一元管理できる仕組みが欠かせません。全店舗の予約状況や業績をリアルタイムで把握し、経営判断に活かせるシステムを選ぶことが求められます。

    KAKERU(カケル)

    株式会社ミライク
    《KAKERU(カケル)》のPOINT
    1. LINEを使って予約受付〜チェックインまで完結!
    2. クレジット決済、抽選機能、アンケートなど選べる機能が充実!
    3. 予約システムとの連携で既存データを活用したLINE配信も!

    株式会社ミライクが提供する「KAKERU(カケル)」は、機能カスタマイズやシステム連携にも柔軟に対応できる予約管理システムです。LINEを通じて予約や顧客データを一元管理でき、外部ツールとの連携も容易にできます。クラウド型のため拠点間での共有も容易で、経営全体の最適化を図れます。

    RIPCLE

    株式会社ケアクルが提供する「RIPCLE」は、顧客のリピート率向上に特化した電子カルテです。電子カルテの機能だけでなく、予約・施術履歴・口コミの管理や顧客分析など豊富な機能を備えています。LINE連携を通じて自動リマインドや販促も可能です。多店舗運営における顧客関係強化と売上拡大を支援します。

    リカルテット/Re:QUARTET

    トップハンズ株式会社が提供する「リカルテット/Re:QUARTET」は、カルテ管理を中心に予約・会計を統合できる整体院向け顧客管理システムです。複数店舗での情報共有に対応し、施術記録をクラウドで一元管理できます。CTI電話連動受付機能やデータを活用した分析機能により、運営効率化と顧客満足度向上を実現します。

    【FAQ 】整体院向け顧客管理システムに関してよくある質問

    整体院向け顧客管理システムの導入を検討する際には、費用や既存の顧客情報の移行などについて疑問をもつ方が多いでしょう。ここでは、よくある質問とその回答をまとめました。

    ■Q1:Excelから顧客管理システムに、データを移行できますか?
    はい、できます。多くの顧客管理システムは、CSV形式でのインポート機能を備えています。既存の顧客情報をExcelで整え、指定フォーマットにあわせて取り込めば移行可能です。ただし、移行作業には手間や形式の調整が必要な場合があるため、サポート体制が整っているサービスを選ぶと安心です。
    ■Q2:整体院向け顧客管理システムはどの観点で比較すればよいですか?
    主に以下の観点で比較するとよいでしょう。
    • ●顧客管理システムのタイプ
    • ●初期費用・運用コスト
    • ●機能の充実度
    • ●操作のしやすさ・サポート体制
    比較ポイントについて、もう一度詳しく見たい場合はこちらから確認できます。
    ▶「整体院向け顧客管理システムの選び方・比較ポイント」へジャンプ!
    ■Q3:費用をなるべく抑えて導入するコツはありますか?
    必要な機能を洗い出し、必須の機能を搭載した製品の中で、予算と便利な機能のバランスを調整するとよいでしょう。価格だけで比較すると利便性が損なわれ、結果的に作業工数やオプション費用が増える場合もあるため注意が必要です。
    ■Q4:整体院開業時に顧客管理システムの導入を検討しているのですが、使える補助金はありますか?
    はい、あります。特に、「IT導入補助金」は広く知られている補助金です。ただ、CRMや予約管理システム、電子カルテなどが対象製品として登録されている必要があります。また、「小規模事業者持続化補助金」も、顧客管理や予約システム導入を集客・販路拡大のための投資と位置付ければ一部適用可能です。IT製品の補助金について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

    関連記事 【2025年最新版】IT導入補助金だけではない!IT投資に使える補助金

    まとめ

    整体院における顧客管理は、予約の複雑化や顧客データの分散など、多くの課題を抱えています。顧客管理システムを導入すれば、業務効率化や売上の可視化、集客強化につながり、安定した経営基盤を築けます。

    一方で、導入・運用コストやデータ移行など注意すべき点もあるため、必要な機能や予算にあわせて比較検討することが大切です。個人経営か多店舗運営かといった規模に応じて最適な製品を選ぶことで、顧客満足度を高めながら長期的な成長を実現できます。

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